えっ!?な、何これ!?」
「こ、ここってもしかして…」
「わ、私が描いた漫画の世界!?」
「ハハハハ何か手違いがあったようで、漫画の世界に入ってしまったようです」
「も、もう~!」
ところがそんなイェーガーが「原稿を完成させる魔法」を唱えてみると、どういうわけか漫画の世界に入ってしまったあかり達!
何なのかと思えば、単なる間違いでうっかり漫画の中に入ってしまったようです。何しとんねんお前
これがほのぼのした漫画だから良かったようなもの、北斗の拳だったら漫画の中に入った瞬間に
いきなり核の炎に包まれてあかりちゃんは消し炭に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「エリーナ!」
「あっ!?ゆ、祐馬くん…じゃなくて…ユーリ!?」
「(キラーン)」
「は、はうっ…!(ドキドキ)」
って、その時あかりの前に現れたのは、あかりが作り出したイケメンキャラのユーリ!もう完全に祐馬そのもののキャラであります
そしてどうやらこの世界では、あかり自身が主人公のエリーナになっているようで…
エリーナとユーリは両思いという設定。なので2人の甘々なラブラブ空間が出来上がってしまいます
「エリーナ、さあ行こう!」
「う、うん!」
[size=32]ばひゅうううううん「わぁ~!素敵~!」「素敵なのは君さ」「えっ…」「俺はいつも君を見ていたんだ…」
そしてここは漫画の世界だけあって、軽く念じるだけで自在に空まで飛べるようですが…そんな空中散歩を楽しみながら
「君の瞳に乾杯」とユーリに口説かれるあかり。なんて恥ずかしい光景だよ!
なんとも見てるだけで歯が浮きそうなユーリの求愛行動ですが、そんなユーリに対してあかりは…
「え、あ…や、や、やだぁ!そ、それ恥ずかしすぎるからぁぁぁぁ!!」[size=32]
どどどどどどどど[/size]
「あかりちゃん違うよ!あかりちゃんの漫画だと、”うふふ私もよ”って言うんだよ!」「そ、そんなの言えないよぉぉぉ!!」
ゲェー!?ところがその時
「誰だよこんな恥ずかしいセリフ考えた奴はよおおおおお」と
あまりの恥ずかしさに発狂して駆け出してしまったあかり!
あんたのセリフだあんたの!これ自分の原稿通りの展開ですから!
うーん、自分が頭を悩ませて作った展開でも、ちょっと視点を変えてみると
恥ずかしくて死にそうに見えるとかいうやつでしょうか
ともかくあかりは、ユーリを置いてドタドタ逃げ出してしまったわけですが…[/size]
「エリーナ…」
「はっ!?ひ、姫君!?」
「私はユーリが好き…胸が壊れそうなほど…あなたは息が苦しくなるほど、
恋をしたことがあるの…?私よりも、ユーリを愛しているというの…?」
って、そんな逃亡者あかりの前に現れたのは、ユーリに片思いしている美しい姫君!この姫はまんまモニカの格好ですか!
切なさが一定量を超えると死んじゃうこの姫君は、すでにユーリとあかりのラブラブっぷりに耐えかねているようで
溢れるような切なさをあかりに訴えかけてきます。このままでは姫君が死んでしまう!(えー
というか正直姫君可愛すぎるだろ…こりゃどう考えてもあかりちゃんに勝ち目はないぞ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「エリーナ…君の気持ちを聞かせてくれ、お願いだ!」
「あ…わ…分からないよそんなの…だ、だって私…
恋とか愛とか、本当はよく分からないんだもん…
祐馬くんと話すとドキドキするけど、それって恋なのかどうか、
またちょっと違う気がするし…だ、だから…どうしたらいいのか…
本当は恋のお話なんて、どんな風に描いたらいいのか…分からないんだもん…!」
そしてユーリと姫君の両方から、「あんたはユーリをどう思ってるの?」と問い詰められるあかりでしたが…
まだ小学生のあかりは、愛なんてものが実際どういうものなのか実感出来ていないようです
むう…確かになあ。私も歌手のSPEEDがまだ小学校卒業したばっかの頃に
「愛してる」「きっと愛してる」「ずっと愛し続けるよ」「本当に愛してた」「胸いっぱいの愛で」「生まれたての愛を」みたいなフレーズの曲を歌ってるのを見て
「こんな最近までランドセルしょってた奴らに、愛とか言われても実感ねえな…」と思っていたことが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
[size=32]ぱっしゅうううううん
「あ、あれっ!?」
「戻ってきた!?」
ところがあかりがそんな内面を明[/size]