!」
「ええーっ!?し、試験!?魔法学校にも試験があるんだ…」
「当然でしょ?そろそろ校長先生から、課題の内容と受験者の発表があるはずだけど」
「うう…でも私、試験って好きじゃないし…」
「でも課題をクリアーすれば、ジュエルストーンがもらえるぞ」
ある日のこと、あかりが魔法学校の教室にやってきてみると、今日は普段の授業ではなく試験の日なことを聞かされてしまいます
なんでも校長先生の出すお題をクリアーすれば、ジュエルストーンがもらえる方式になっているとか…
うーん、ジュエルストーン稼ぎにはもってこいの設定ですね、試験と言うよりはジュエルストーンのボーナスデーって感じでしょうか
「えっ!?ジュエルストーンが!?」
「あかりちゃん!ジュエルストーンがもらえれば、一学年進級だよ!」
「そうかぁ!そうすれば私もミリアと同じ2年生になれるんだ!」
そしてあれほど嫌がっていたのに物欲に目が眩んでやる気満々のあかり(えー
ま、まあ話が早いから助かるっちゃ助かるんですが…しかしあかりってまだジュエルストーン1個しか持ってなかったんですね
確かジュエルストーンって「新しい魔法を覚えるごとに貰える」っていうのが基本のはずでしたが…
前回あかりは「12年に1人しか使えない」と言われる超貴重な呪文:鐘を直す魔法を習得しているのに、
あれでもジュエルストーン貰えなかったんですか!?それほどレアな魔法でもダメなんてなんというケチな!
それとも「鐘が壊れたって別に新しいの買えばよくね?」という意味で
利用価値がない魔法だと判断されたんだろうか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン なんて夢のない場所なんだジュエルランド…(えー
「それでは魔法試験の受験者を発表するぞーい!ジャーンジャーンジャーン!
この3名に決定じゃー!」
「ミリアにゃー!」「あかりちゃんだぁ!」「サラだわぁ!」
「そして試験の課題は…これじゃー!」
ジャーンジャーンげえっ関羽!というわけで校長先生の独断で決定された受験者は、あかり・ミリア・サラの3人…
そして気になる試験の内容は、今朝校長先生のカラオケマイクを盗んで逃げ出した白サルを捕まえることだそうです。
お、おい、これって試験と言うより、単にめんどくせー雑用を丸投げしに来ただけなんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくジュエルストーンのためなら雑用だろうと何だろうとやる気の3人、早速そのサルが逃げたという”迷いの森”へ向かいますが…
「よいか、この課題は必ず全員でクリアするのじゃ!一人でも抜けたら不合格!
全員失格じゃぞぉ!」
「はあ…全員で…?」
「こーんな実験オタクとぉ!?」
「はん…子供のお守りは嫌」
「なんですってぇぇぇーっ!!」
しかし3人で協力しろと言われた途端、「キモオタ氏ね」「ゆとり氏ね」とみにくい言い争いを始めてしまった2人!
この2人ってこんなに相性悪かったのか…そういえばミリアって、この間もサラのことを
「あんな友達いないのに何が楽しくて学校来てるのか分かんなーい」なんて言い方してましたっけね。
普段からそんな態度を取っていたら、そりゃ仲も悪くなるか…
「足跡からして向こうに行ったようね、行くわよ」
「わぁー!さすがサラ、すごーい!」
「…(照れ照れ)」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!何よあかりったら、サラと二人で!」
「あ、ああ、ごめんごめん」
「あかりには私がいたらいいじゃない!サラなんて放っとけばいいのよ!
サラみたいに研究にしか興味のないダッサい人には、こんな森がお似合いだわぁ!」
「…!」
「も、もうミリアったら!先に行っちゃったのは謝るから…!」
「やっぱり一人の方が早い」
「そ、そんなぁ、私はサラがいた方が心強いし楽しいんだけど…」
「そ…そうね(照れ照れ)」
「ふ、ふーん、そういうこと…あかりは私よりサラと仲良くしたいわけね!でしたらご勝手に!」
しかも単なるケンカではなくガチ百合的な意味で言い争いを始めた2人。あががああーっ!!
ちょ…ちょっと待ってくださいよ!前回のジュディといい2話連続でガチ百合回!?このアニメはそういう方向性で行く気なの!?
な…なんてこった…ミリアの方はまだ「のけ者にされるのが嫌」って感じの見方もできるでしょうが、
サラの方はもうまったく疑う余地がないほど百合丸出しだしな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかも何が悲しいって、私にとっちゃこのアニメで一番のお気に入りがサラだってことですよ!
その一番のお気に入りが一番の百合キャラだとは…おお…大志Mk-2は深い悲しみに包まれた(えー
OP映像とか見てても「ぜひスリーサイズを」と質問されて「バカもの!」と吹っ飛ばす姿とかかわええなーと思ってたのに!くそァ!
というかサラって誕生日9月9日で俺とまったく同じなんですね、まったく何の因果か…
「(すたすた)ここは…?」
「キノコ族さん達が住んでる広場ねぇ」
「ひぃ…!?い、いいいい、嫌ああああーーっ!!キ、キノコは嫌!キノコは嫌ああああ!!」
「サ、サラ…?」
「嫌い…嫌い…!!大っっ嫌いいいいいい!!」
「な、なによあんた…キノコなんかのどこが恐いの?」
ゲェー!?このうえサラはキノコの事を(性的な意味で)忌み嫌っているという設定が明らかに!(えー
キ、キノコが大嫌い…これはもちろんキノコ=男という暗喩で言ってるわけですよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まったくそこまで男が嫌とは…ちょっとはナスとキュウリを丁寧に撫でまわす某ヒロインを見習って欲しいもんです(えー
「あ、あぁ…もうメチャクチャ…」
「こんなんじゃ試験に合格するなんて夢のまた夢じゃない、どうしろって言うのよぉ」
「どうしろって、それは…」
「3人で力を合わせなきゃ!みんなバラバラじゃ試験に合格できないよ!」
「う、うん!3人で力を…」
「冗談じゃないわ!誰がこんなオシャレのセンスもない実験オタクと!」
「いいカッコしいは嫌い…!」
「え、あ…」
「もうこんな試験やってられないわ!とっとと帰ってシナモンティーでもいただきましょ!」
結局3人がバラバラなまま遅々として進まない白サル探し…「一体どうしたらいいのよ」と思わず愚痴るミリアでしたが、
それが原因でまたしても険悪な言い争いが始まることに…そしてとうとうイライラが頂点に達したミリアとサラは、
さっさと試験をかなぐり捨てて迷いの森から帰ろうとしてしまいます
「そ、そんな…どうして…?ジュエルスターになるのがみんなの夢じゃない…!
みんなでジュエルスターグランプリに行こうよ!私はミリアとサラと、みんなで夢を叶えたい…それなのに…
どうしてミリアはそんなに自分のことばっかりなの…!?
どうしてサラはみんなと仲良くしようとしてくれないの…!?
こんなの嫌だよ!全然楽しくない!」
「あかり…」
「…」
「し、仕方ないわね…」
「一度だけなら…」
そんなバラバラな3人を繋ぎ止めたのは、あかりを中心とした百合百合パワーでした(えー
わんわん泣きながら「お前らもっと仲良くしろ」と言うあかりの姿を見て、「あかりが泣くんじゃあ仕方がないな」と思い直すことにした2人…
そして3人が力を合わせた途端、目的のサルは至極あっさりと捕まってしまいます。
百合パワーを発揮した途端こうも全てが上手くいくとは…やはりこの番組は百合推奨アニメなのか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「いやぁ一時はどうなるかと思ったが、3人とも試験は無事合格じゃ!」
「やったぁぁー!!」
「ま、当然ね!」
「ふふ…」
「見事課題をクリアーした証として、”調和”のジュエルストーンを授けよう!」
「わぁぁ~!」
「これで2年生に進級だよ!おめでとうあかりちゃん!」
「ミリアは3年生だわ!」
「や~ね、3年生になったくらいで大げさに騒がないでくれる?」
そして課題クリアの報酬にジュエルストーンをゲットしたことで、あかりのジュエルストーンは累計2個、ミリアは4個、サラは7個となる事に…
ちなみにあかり達の魔法学校では、それぞれ集めたジュエルストーンの数が
1個以下:1年生
2~3個:2年生
4~5個:3年生
6~7個:4年生
8~9個:5年生
(以下略)
という具合に決められているので、今回あかりとミリアは級が上がってサラはそのままなみたいですね
さらに級が上がると変身後のコスチュームも変化するようです。あかりはちょっとしたアクセサリーが変化した程度ですが、
ミリアは派手好きなせいか黄緑色の服がオレンジ色に代わってアクセサリーも増えまくるという結果に…
結構雰囲気がガラッと変わる感じですねえ、今後あかりやサラもミリアを真似して進級イメチェンしていくんだろうか
しかし進級のたびにそんなことやられたら、スタッフは正直超めんどくさいだろうな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしこの3人